JUN/2020
伯州米子。
通過したことはあっても、今まで訪れたことのない町です。
昔、近くを通りがかったときに見えた伯耆大山の姿がとても優美だったのを覚えています。
かつて北前船の寄港地として栄えたというこの米子の町、さてどんなものなのでしょうか。
1.ANAクラウンプラザ米子
このホテルも以前から気になっていました。
IHG 系列のホテルがあるというのも、この米子へやって来た理由の1つです。
アサインされたのは、9F の部屋。
「水まわり」
「アメニティ」
クラウンプラザ標準のものが置かれていました。
役に立ったのがこちらの貸出し自転車。
無料で貸し出していただけますので、まち巡りにはとても便利です。
2.米子城跡
米子は山陰一の名城として栄華を誇ったとされる米子城の城下町でもありました。
湊山に築かれた米子城には、四層五重の天守閣と四重櫓という大小2つの天守が華麗に連なり、その威容を誇っていたそうですが、そのどちらも今は残っておらず、かつてここが城であったことを示す立派な石垣だけが残っています。
ただ最近は「海を臨む天空の城」として売り出しているとのこと。
宿泊していたANAクラウンプラザ米子のすぐ近くに米子城跡がありましたので、どんなものなのか訪ねてみることにしました。
湊山は約90mなので、さほど高い山ではありません。
そして山頂までは少し整備された道が続いていますので、気軽に歩いて登ることができます。
歩き始めて10分ほどたった頃、突然視界が開けました。
米子城の石垣が見えましたが、どこか中南米にある遺跡のようにも見えます。
山頂というか天守閣跡に到着。
そして360℃のパノラマビュー。
おお、素晴らしい景色!
中海を背景にまさに「海を臨む天空の城」と呼ぶに相応しい景色が広がります。
「伯耆大山」
こちらは米子の町と伯耆大山。
天気は良かったのですが、残念ながら伯耆大山の頂は雲に隠れてしまっています。
夏だから仕方ないかなぁという感じです。
山を下り、また自転車に乗って米子の町をまわることにします。
3.自転車でまわる米子の町
「後藤家住宅」
外堀から続く加茂川は水運に利用され重要な役割を果たしたそうです。
そのための蔵が立ち並ぶなど、往時の繁栄ぶりを窺い知ることができます。
京橋のたもとには、廻船問屋だった後藤家の邸宅跡が残っています。
「寺町通り」
9つの寺院が立ち並ぶ寺町通り。
何か1つの宗派のお寺ばかりなのかと思いきや、浄土宗系もあれば禅宗もありと、様々な宗派の寺院が並んでいることに驚きました。
古い町並みが残る米子の町をもう少し見て回りましょう。