週末ごとの旅行者

週末+1か+2でアジアへ。Skyteamメンバーのチャイナエアラインで上級会員を目指します。

スカイチーム特典航空券でウィーン往復チケットを発券しました

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JAN/2020

 

1.CI のマイルを消化しないと…

それなりに乗っている(CI)ものですからマイルもそれなりに貯まります。

毎年なにがしら特典航空券を発券しているのに、今年3月末をもって30,000マイルほどが期限切れになるとチャイナエアラインからメールが届きました。

※チャイナエアラインのマイルは3年で失効します。

久しぶりにヨーロッパまでビジネスの特典航空券を発券してみるか。

マイルの残高は16万マイル以上あり、ヨーロッパまでの往復ビジネス特典航空券をとることができます。

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実は今年のゴールデンウィークに、AY ビジネス(未経験)にてバルト三国へ行く予定を立てていたのですが、訳あってそれをキャンセルしました。

久しぶりにビジネスの長距離を乗りたいけど、いろいろと制約があり、なかなか思うように日程がとれません。

8月になればなんとかなりそうなので、CI の特典航空券予約ページをチェックしてみたところ、これがまったくもって使えないのです。

仕方ないので、カスタマーサービスセンターに電話をしてみました。

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2.目的地はウィーンにしたけど、行きはよいよい、帰りは取れない...

スカイチームで行くとなると、スカイチーム各航空会社のハブ空港ならば、便数も豊富で取りやすいと思われます。

AMS、CDG、MXP、FCO、SVO...

ただ同じスカイチームとはいえ、他社便と自社便との比較でいえば、自社便(CI)のほうが取りやすいでしょう。

※JL と NH は、自社便のほうがかえって取れないですね。

また日数も限られているため、CI が就航している都市に直接飛ぶほうが時間も節約できます。

そんなことから目的地をウィーンに定めることにしました。

もちろん単純にこの街が好きだからというのも大きな理由です。

VIE まで、お盆期間中でしたが簡単に空席が見つかりました。

 

KIX19:05→TPE21:05(CI173)

TPE23:20→VIE06:30/+1(CI63)

 

さすが(日本人になじみの薄い)スカイチームだなと、内心してやったりです。

※いくらマイルがあっても必要なときに発券できなければなんの役にも立ちません。

こうして往路は CI ビジネスを押さえることができましたが、帰りは違う航空会社がいいです。 

できれば、スカイチームの雄である AF のロングホールに乗りたい。

そう思って、復路は CDG を経由する AF 便をいくつか当たりました(NRT、TPE、ICN、PVG)が、思ってる日程だとどれも満席でとれません。

仕方ないので、次善の策として、まだ利用したことのない KL にチャレンジしてみました。

AMS 経由の KL 便を同じように探してみるもこれもダメ。

はて、どうしたものか。

 

3.ウィーンからの帰りの便を考える

ここで考えたのは、人気のありそうな航空会社ではなく、あまり人気がないけどサービスのいい航空会社はどこかということです。

ヨーロッパからアジアへの路線があるのは、AZ、MU、VN、CI、KE、SU など。

AZ...人気ありそうだから✘

VN...日越線のビジネスはかなり気に入っていて、ロングホールに1度乗ってみたいと思ってはいるものの、VIE からだと乗り継ぎが最低2回となる(HAN、SGN からの直行便はない)うえに、かなりの遠回りになります→✘

MU...中国系のビジネスってちょっと...それに上海乗り継ぎなんてイヤ。そもそも有償だったとしても安いですからわざわざマイルで取ることもないでしょう→✘

CI...行きも帰りも同じ航空会社って面白くない→✘

KE...日韓線のビジネスがよくなかっただけに、あんまりいいイメージがないですねぇ→✘

残るは、SU。

ポーランドへ行ったときに利用しています。

www.ci173weekender.com

www.ci173weekender.com

www.ci173weekender.com

すごく良かったというか、今まで経験したビジネスクラスの中ではおそらく1番か2番。

はっきり言って、日系2社のファーストに乗るぐらいなら SU ビジネスを選びたいです。

すぐさま Google フライトで便を検索してみました。

 

VIE12:00→SVO15:40(SU2185)

SVO20:45→ICN11:10/+1(SU250)

 

なかなかいい具合に便があります。

カスタマーサービスの担当者に、空席があるかどうかを尋ねてみました。

「あれ!?これいけますよ!」

向こうも難しいと思っていたのでしょうか。

もういい加減、長時間電話をしています。

カスタマーサービスの担当者もうんざりしているに違いありません。

すぐさま押さえてもらうことにしました。

 

4.ICN から日本への便が取れない

さて、最後は ICN から、KIX までを繋げなければなりません。

これがまた一苦労でした。

なにしろ日本人にとってお盆休みは、正月休み、ゴールデンウィークとともにまとまった休みです。

スケジュール的に1番いい KE725(ICN15:20→KIX17:15)を第1候補に打診してみましたがチーン。

乗継時間が長くなる KE721(ICN19:10→KIX21:00)もダメです。

出発空港を ICN から GMP にしてみたけれどもアウト。

目的地を KIX 以外の空港にしてトライしてみたもののそれも全滅でした。

くそっ!デルタ日本500マイルキャンペーンめっ!

くだらんことするなっちゅうねん。

きっとスカイチーマー以外がこそこそとマイルを貯めて、韓国線で消化しているに違いない!!

そんな行き場のない怒りをデルタというか、陸マイラーに向けてしまいました。

カスタマーサービスの担当者に ICN で旅程を終えてしまっていいかを尋ねました。

ICN からだと有償チケットを購入してもしれてるでしょうから、それでも構わないと思ったのです。

しかし、まだ配属されて3か月という職員さんでしたので、台北本社に訊ねてみないとわからないとのこです。

そして春節休みに入ったので、台北本社からは来週以降にならないと返事がこないとのことでした。

仕方ありません。ここでいったん中断となりました。

 

5.ストップオーバーをして発券完了

そんなやりとりをした翌日、その担当者からメールが届きました。

アエロフロート航空からコメントが入ってきまして、予約確定後48時間以内に発券をしてくださいとのことでした。
せっかくお席を確保しているとことですが、昨日予約を確定しておりますので、明日にでも発券がないと予約が落とされてしまいます。

えっーーーー!

せっかく苦労して ICN までを押さえたのに、また振り出しに戻ってしまいます。

再びカスタマーサービスに連絡をして、ICN→KIX 区間をエコノミーにダウングレードして特典航空券をとることができないかを尋ねてみました。
しかしエコノミーも満席だそうです。
 
そうか、お盆に帰国する便にこだわるからダメなんだ...
長めのストップオーバーをすることを提案してみました。
1か月先の9月の朝便。KE723(ICN09:35→KIX11:20)。
「空席があります」
なんとも、あっさりと押さえることができました。
この9月のチケット(ICN→KIX)はソウル弾丸旅行か、ICN 早朝着便に合わせて使えばいいと思っています。
 
6.完成した旅程

こうしてようやく旅程が完成して、特典航空券を発券することができました。

 

KIX19:05→TPE21:05(CI173)

TPE23:20→VIE06:30/+1(CI63)

(ウィーンに滞在)

VIE12:00→SVO15:40(SU2185)

SVO20:45→ICN11:10/+1(SU250)

(約1か月のストップオーバー)

ICN09:35→KIX11:20(KE723)

 

対応をしてくれた担当者には、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

 

2年前にも訪れたウィーン。今度は少し郊外にも足を伸ばしてみたいと思っています。